かおす先生がとってもユニークで、印象に残る作品になりました。
シリアスになりきれないところも、かおす先生らしさがあって良いですね。
キャラクターが立っているので掛け合いの安定感がありますね。
あれこれ考えながら見ても、そうでなくても楽しめていいですね。
ユニークでありつつ、完成度も申し分ないと思います。
いくら圧倒的な実力があっても、約束通りキスしてあげる律儀さがレンらしいですね。
ピトさんのクレイジィさを見た後にこそ尚更際立つ和やかさでした。
翼の漫画のルーツはやはり実家にあるように見えました。中世ファンタジーで魔王に立ち向かう勇者は翼の理想の姿でしょうか、あこがれ王子様像でしょうか。
カオス先生のひねくれてない自虐ネタも、今回は凹みすぎることもなく安心して視聴できました。相変わらず魅力的でした。
他の街ではあの芸でお金を稼げてたのでしょうか。大人た達は皆一様に技術は認めつつもお金が稼げないと指摘しますが、それでもその芸に頼って生きていこうとの覚悟は強いようです。この辺が話の核とどう関わるのか気になるところです。
作画の古いは感じざるを得ませんが、動きなどは細かく作り込まれているシーンもあるように感じました。
海辺の街という舞台設定も、風景の美しさとあいまって、ノスタルジックでどこか物悲しい感じがあります。ヒロインと思しき観鈴は陽炎のような儚げな印象で、この先の展開にちょっとした不安を覚えます。
レンが敵を撃つ際に、明らかに以前よりも少ない弾数で仕留めていますね。言動にも自信が見られますし、ずいぶんと成長してる感じですね。
無人島サバイバルからコンクリ詰めまでの飛躍。それらが並行しても破綻しない世界観こそ祭りたる所以でしょうか。
ヒナが一人で準備をしているシーンは既視感があってちょっとざわざわしましたが、壺が無事で何よりでした。また、いくらを粒単位とはいえプレゼントしようという気持ちは、ヒナの変化をよく反映しているように思えました。
声優さんの楽しそうな演技が印象的な回でした。
各キャラクターのいつもとは違った一面が見えましたね。そんなギャップが魅力でもありました。
そんな中でいつも通りのかおす先生。いつも通りですが、いつも通りとってもユニークで、魅力的でした。