虚淵玄さんといえば翠星のガルガンティアが思い浮かぶ自分としては、人類の発展のために人間をやめたり、宗教で旧世代を支配しようとしたりしたところにガルガンティアの匂いを感じた。
「謎の事象により兵器が暴走する」という.一昔前のハリウッド映画によくあるプロットが、これまではいふりが描いてきた世界。
なのに、今の描写では暴走した武蔵が他国に攻撃して国際問題になったり自国の民間船舶を襲ったりするかもしれない緊張感が伝わってこない。
どうやってまとめるんだろう?
幾重にも折り重なった真実の中からこんな世界が有ったかもしれないという可能性(ほぼ無い)。
オチを理解するのに時間がかかった。シェフがスパゲッティを茹でたくなったのは坂本くんの仕業だったとは。
またルシアンが告白に失敗したようだな。
しょせん、奴はネトゲの達人。
告白ならばこのギャルゲー達人が見事成し遂げてみせよう。
替われ。
替われよ。
アコは俺が幸せにするから替わりやがれぇぇぇぇ。
という願いがラストで叶った
今回の時代性を表すアイテムとしては家庭用ビデオデッキに小型のテープレコーダー。ビデオデッキはVHSでもベータでもない規格。また、影胡摩が芝探偵事務所を襲った際に散らばった新聞記事を一時停止して読むと「米国のフライドチキンチェーンが日本に初進出。来年にはハンバーガーチェーンも進出」と書いてある。芸が細かい。
さて、影胡摩が芝探偵事務所で爾朗にいきなり襲いかかるシーンは高橋留美子作品みたいなスピード感。ちょうど爾朗の中の人は境界のリンネの主役だし狙ったのかな?