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全体
良い
映像
良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
良い

前作『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』はTVシリーズ未視聴の人も視聴済みの人も楽しめる作品だったが、本作はあまり出来の良くないダイジェストだった。しかしそれも無理はない。SSSS.DYNAZENON は追うべきストーリーラインが多いからなのだ。

本作のテーマは「何ものにも縛られない自由」vs「かけがえのない不自由を手に入れる」。
自由とは、自分を束縛するもの全ての破壊(怪獣優生思想)。
不自由とは、蓬にとっては芽夢との関係、暦にとっては就職、ちせにとっては学校、彼ら全員にとってのガウマ隊という絆。
それを SSSS.DYNAZENON はTVシリーズ全12話を使って語っていた。

総集編に納めるべきストーリーラインは多い。
・ガウマと怪獣優生思想の話。怪獣とは何か。彼らはなぜ戦っているのか
・蓬と芽夢の話。ボーイミーツガール。芽夢の姉の死の謎(事故か自殺か)
・登場人物個々の話(ガウマ隊、怪獣優生思想合わせて9名)
・バラバラなガウマ隊が一つのチームになっていく話(これは個々の話があって初めて成立する)
付け加えるなら
・ド派手なバトル
もある。SSSS.DYNAZENON の面白さは「登場人物の心の葛藤→バトルで解消」にあったからだ。

本作は蓬と芽夢の話をメインに据えており、それは正しい判断だと思うが、一つのチームになっていく話が端折られているので、最後の「かけがえのない不自由を手に入れる」というセリフに説得力がなかった。また、「心の葛藤→バトルで解消」の登場人物の葛藤が端折られているので、ただド派手なバトルが連続しているだけのようにも見えてしまった(見たいシーンの連続でもあるので悩ましいところだが)。

補足
暦の出番がほとんど無いなーと思っていたら、最後の最後に思わぬ出番が(笑)



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