凄い親子の会話だった。子どもを子どもという記号にはしない。きちんとした個として描いている。凄い。
「給料は奮発してやるぞ」と言われて手渡されて「もっと貰えると思ってたんだけどな」がとてもよい。こういう心情の些細なすれ違いはなかなか描けない。
マルコ仕事を見つけるの巻。強い子だ。意固地なところもあるが。子どもたちの貧しい暮らしは胸を打つ。皆家族の為に頑張っている。
人間が人間している。人物がきちんと生きている。作者が下品に人物を動かさない。すばら。
誰がどこまで何を知ってるのかがよくわからないが、まあおもしろい。
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