毎話冒頭に見せられる、1年前の舞台劇。過去を振り返る要素であり、その回の"起"を示す要素でもある。今回は劇中劇として描写されているが故に特に示唆に富んでいる気がする。
純那「放っても放っても私の矢はあの星には届かない。無邪気に星を目指すお前たちにこの激昂が分かるか!」
華恋「私ならあの星を掴める…そう、信じていた。でも、それは傲慢でしかなかった。」
香子「立ち向かえないなら、逃げればいい。逃避するしかなかったのよ、私は…」
双葉「この慟哭と後悔の中に、私は呪縛されたまま…」
まひる「此れは嫉妬。醜い嫉妬。ならば教えて?何を捨てればあの人を…この手に…」
なな「嗚呼、また繰り返すのね。絶望の輪廻を。星明かりの、下で…」
打ち上げめっちゃ豪華やね~~~ピザも料理もたくさん!純那が乾杯の音頭取ってたけど純那って委員長かなんかだっけ?
大場ななさん、肩揉み、練習、衣装、背景、おやつの差し入れまで…すごすぎない??皆のバナナみたいだね~(?)
「私が見つけた、永遠の仲間と、運命の舞台。」
常にスマホの画面越しに世界を見る、切り撮る。サラッと出てるけどこれは全部2018年の物語。やっぱり純那さん学級委員長なんだ~。
2018年5月16日、第100回聖翔祭オーディション開始。
「皆で作った、最高の"私達だけの"舞台。」「たとえ同じメンバー、同じキャストでも同じ舞台など存在しません。」
新年で退学する生徒の存在。彼女たちは"決断"した。激しい苦悩と絶望と、怒りの末に。本気で挑んでも叶わぬ夢に。
「……なのに貴女は何故!皆のばななさんで居たいがために本気を出していないのならば…私は…大場なな、貴女をユルサナイ。」
舞台は生き物だと主張する愛城華恋。(追記)つべのコメで華恋がバナナチップスの袋を破る→華恋がばななの再演を破るメタファーって言うのが書かれててオヮ~よく出来たアニメすぎる…となった…
もっと良い舞台を作るための、可能性の追求。けれど、彼女にとっては99期のあのスタァライトが、最高で、最愛の舞台だった…。
サラッと設定でてきたけどレヴューでは照明機材やら音響やら舞台機構やらが少女たちの煌めきに応じて勝手に動いてたのか!?
トップスタァ。運命の舞台に立ち、無限の煌めきを放ち、すべての才能を開花させ、時を超えて輝き続ける、永遠の主役。
どんな舞台にも立てる。二度と届かない、キラメキに満ちた舞台であっても。過去に囚われたまま、オーディションに参加する。
本来の実力では天堂真矢さんをも上回るレヴュー(戦闘技術?)を魅せる大場なな。「…届かなくて、眩しい。」
オーディションに合格したトップスタァ、大場なな。望む運命の舞台は、第99回聖翔祭スタァライトの再演。「眩しいの。今も、あの舞台が…。」
望んだモノは、望み通り。2017年4月17日、スタァライトの演目が決定した1年前の日にまで遡り、輝いた日々の再演が始まった。大場ななさん、タイムリープしてたのか…!!いや、果たしてこれが本当にタイムリープなのかはまだ議論の余地があるが…
どうすれば全く同じ舞台が作れるのか、考えながら。届いたはずなのに、まだ…眩しい…。
「もう何度目かわかりませんが」の発言があるからもうかなりの数ループしてるっぽいし、キリンは世界に対する上位存在として全て知覚してるっぽいな~
そしてループ直前にポジション・ゼロへ投げ込まれる一縷のナイフ。これまでの2018年にはなかった、転入生"神楽ひかり"の存在。あの子は、誰?
誰が来ても私の"舞台"は変わらない。あの子も私の舞台に…。
EDの映像は大場ななさんとキリン。さりとて、歌う者は無し…。(追記)無料公開中のつべのコメント読んで気付いたけど背景に降っているものが第99回のスタァライト台本だけって言われて気付いて今までのEDの背景でももしかして降ってるもの違う!?ってなった…このアニメ、大場ななさんの言動を見ながら2周しても絶対面白そうだな…
次回サブタイは「ひかり、さす方へ」ってことはひかりちゃんの回かな…ばななちゃん対ひかりさんかなあ
大場ななさん、身にまとう空気感から只者じゃないと思ってたし(なんなら劇場版を先に見ているのでどうしてああいった立ち位置の存在になっているのか謎ではあったけど)、なんかあるんだろうなあとは思っていたが…想像以上にすごい存在だった…