Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

最終話、視聴させて頂く……(映画連続鑑賞前日に間に合ってよかった)
回想、兄弟。向かい合った檻の中で会話する二人。宛らそれは刑務所の獄中で生まれる絆のよう。
本日の標語は……見えないが、動作は前回から変わっていないようだ。
最初から出ていたサイクルマークの中にある95という数字は何?
脈の停止した陽毬。「これを成功させることだけが、陽毬の命を救う唯一の方法…生存戦略なんだ。」純粋な生命の世界では、利己的なルールが支配する。生態系における"生存戦略"。
「もし、どちらかが生きてココを出られたら、そいつがもう一人の代わりにしたいことをする。」交わした約束。
風俗的なモノを破壊する1号。過去の俗物的な欲の排斥。だとすると、卵を破壊する2号の意味は?閉じていた小さな世界の破壊?しかしそれは誕生としての破壊ではなく、崩壊。
荻野目苹果!入ってこれたんかい!日記の呪文で、陽毬を救う。
日記は失われて、呪文は知らない、でも、日記の中身を呪文だと認識してなかったなら?
「決めたから。」という発言を受け、素直に受け入れ、諦める晶馬。自分が決めたように。
檻の奥に、リンゴがあった。選ばれた?誰に?何に?基準は?
生存戦略ーーーー!終点へ。
空中に留まるガラスの破片。夏芽真砂子の最期を彷彿とさせる。
傷付きながら、歩みを進める。高倉家で過ごす日々全てが罰だった。
高倉冠葉の身体から溢れる赤いペンギン。血飛沫。花弁。果実。
渡されていた運命の果実。冠葉から晶馬。晶馬から陽毬。陽毬から冠葉の元へ返された、残りの半分。
生存戦略、命を蠍の炎へ。運命の乗り換えが始まる。
砕かれて、透明な破片になっていく冠葉。炎をその身に受け、燃え尽きる晶馬。全ての罰は、"ピングドラム"を分け合った自分達が引き受けて。
ここの演出すごいな………無機質な"現象"という感じがある……スタァライトだね……
本日の標語……ではない、「おかえりなさい」車中に広がる白いテディ。
健康体の夏目マリオ。カラフルではない、シンプルな木造の家。柱に刻まれた1人分の身長。
不器用なぬいぐるみだけが残っていた。
………いや冷静に考えて女の子が過ごしてる部屋に不器用なぬいぐるみが、しかもお腹が一度切り開かれて「大好きだよ」とかいう存在しない兄からの手紙が入ってたら怖いだろ!かなりのストーカーだよ!1話時点の荻野目苹果という存在を思い出せよ!!
「つまり、リンゴは愛による死を自ら洗濯したものへの御褒美でもあるんだよ」



Loading...