可久士の隠し事がすべて明らかになる回。マガジ〇でなくジャン〇に潰されたあたりのシュールな自虐ネタの切れ味はそのままに、可久士の境遇、悲劇、そして姫への想いまで凝縮した30分作品とは思えない濃密さ。素敵すぎる。
彼のかくしごとは漫画家で、漫画のおかげで姫を養えて。7年前で時が止まってしまったけど、だからこそ見れた父の漫画家の姿は姫にとって新鮮で。だから姫が彼を連れ戻すのに使ったのも漫画なんだなと。最後の最後まで、漫画をモチーフにする作品としての軸がしっかりしてるなぁと。
娘は祖父の才能を開花させているとしたものの。娘のかくしごとは…笑
どこまでも親子だなぁという清々しいラスト。最高でした。