隠し事は、何ですか?
ちょっと下品な漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。
一人娘の小学4年生の娘。
可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。
親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。
それは・・・・・・
自分の仕事が「漫画家」であること。
自分の ”かくしごと" が知られたら娘に嫌われるのでは!?
" 愛と笑い、ちょっと感動のファミリー劇場がはじまる ―― "
●父子家庭と母の不在、その影響
•母がいない理由と、それが家族に与えた影響
•主人公が筆を折るきっかけ
ゆっくりと明かされていき引き込まれる
●時折挿入される娘(18歳)の視点パートに物語の揺らぎを感じる
●母の存在とタイムカプセル
•母からのタイムカプセルを誕生日ごとに開く
•そこには母が確かに生きていた証があり、未来の娘を思って選んだものが詰まっている
•時が止まっているようで、母の愛情は変わらずそこにある
•新たに見つかる続きのカプセルと同じ間取りの家
●家族の関係性と守護の存在
•父を気遣う幼い娘
•母が見守ってくれている
●作品の特徴
•感動するシーンが多い
•漫画業界ならではの「あるある」や、すれ違い・勘違いの面白さが程よく散りばめられている
•親バカ要素、事故、記憶喪失といった定番展開もあるが、「子供が健康に育ってくれればそれが親の一番の幸せ」という真理に着地している
●感想
•安心して楽しめる作品だった
•ただし、第1話の下ネタがやや強めで、一瞬諦めかけた
各話の最後にシリアスな展開を予想させるエピソードを添えることによって、最後まで緊張感をもって見れた。
最終話。単純なシリアス回で終わるのかと思いきや怒涛の展開で非常におもしろかった。
最高
うさぎドロップと同じくらいすき。タイトルがアニメの内容とこんなに深い意味だとは…。感動!すごくいい!姫ちゃんが言う犬の十戒泣いちゃう(´;ㅿ;`)
・マンガ家ギャグと父の謎を追う二つの物語が同居するテクニカルな作品
ふたつの時間軸が交差する物語作りが実に巧みな作品でした。
ただふたつ別々の物語を書くのではなく、それぞれの話をしっかりテーマごとにリンクさせているのが、素直に『上手い』と思いました。
・久米田先生らしいキレキレのギャグ→作者のベテラン化もあり、マンガ家ネタがおもしろい!
もともと久米田先生はギャグマンガ家としてキレキレのセンスを持っていましたが、それがさらにレベルアップ!
いまの久米田先生だからこそ書けるマンガ家あるあるには、腹を抱えて笑いました。
過去作品のような暴走オチがなかった点も、作風にあっていてよかったです。
・手品は種明かしする前までがおもしろい→それがわかっていても引き込まれる謎パート
正直、謎パートは答えがわかってしまうと『なーんだ』となってしまう面が多少あります。
それでもこの作品の謎パートには視聴者を引っ張るだけの力がありました。(なんとなく浦沢直樹の作品を思い出したり)
それにマンガ家という主人公の仕事を象徴するような『あの悲劇』はたしかにインパクトありました。
種明かしのあとを想像してガッカリするより、目の前の最高におもしろい手品に全集中する――この作品にはそんな楽しみかたが似合うと思います。
本編?過去編?はギャグなのに少しだけ挟まれる現代編?がシリアス風味で序盤からドキドキしていた。
終盤の間に何が起きていたのか語られるシーンとそこからラストまでのお話のつなぎ方が本当に好き。
ノンストレスで見られた。ギャグパートも笑った。良い父子の話だった。日常ギャグだけど、最後に現在のヒメちゃんのシーンがあって、どういうこと!?と次回が気になる仕組みもさすが。言葉遊びが秀逸。かくしごとに含まれてる意味が多すぎ!
絶望先生のまんまじゃねーかなどと言ってすいませんでした。
本編は漫画家あるあるネタ?で楽しいですが、
各話の最後に「現在編」がちらっと流れるので、「この親子は今後どうなってしまうのだろう」と気になってしまう、うまい仕掛け。
最後は詰め込みすぎでしたが、かくしごとってそういうことかーってなりました。
姫ちゃんがとにかくかわいらしかった。
後藤先生が大切にしたくなるのもわかる。
サブタイトルが漫画タイトルのもじりなのも個人的に楽しかった。
癒された!面白かった◎姫ちゃんかわいい!
観やすいし、ギャグもちょうどいいし、なにより癒されました。