各話の最後にシリアスな展開を予想させるエピソードを添えることによって、最後まで緊張感をもって見れた。
最終話。単純なシリアス回で終わるのかと思いきや怒涛の展開で非常におもしろかった。
最高
うさぎドロップと同じくらいすき。タイトルがアニメの内容とこんなに深い意味だとは…。感動!すごくいい!姫ちゃんが言う犬の十戒泣いちゃう(´;ㅿ;`)
・マンガ家ギャグと父の謎を追う二つの物語が同居するテクニカルな作品
ふたつの時間軸が交差する物語作りが実に巧みな作品でした。
ただふたつ別々の物語を書くのではなく、それぞれの話をしっかりテーマごとにリンクさせているのが、素直に『上手い』と思いました。
・久米田先生らしいキレキレのギャグ→作者のベテラン化もあり、マンガ家ネタがおもしろい!
もともと久米田先生はギャグマンガ家としてキレキレのセンスを持っていましたが、それがさらにレベルアップ!
いまの久米田先生だからこそ書けるマンガ家あるあるには、腹を抱えて笑いました。
過去作品のような暴走オチがなかった点も、作風にあっていてよかったです。
・手品は種明かしする前までがおもしろい→それがわかっていても引き込まれる謎パート
正直、謎パートは答えがわかってしまうと『なーんだ』となってしまう面が多少あります。
それでもこの作品の謎パートには視聴者を引っ張るだけの力がありました。(なんとなく浦沢直樹の作品を思い出したり)
それにマンガ家という主人公の仕事を象徴するような『あの悲劇』はたしかにインパクトありました。
種明かしのあとを想像してガッカリするより、目の前の最高におもしろい手品に全集中する――この作品にはそんな楽しみかたが似合うと思います。
本編?過去編?はギャグなのに少しだけ挟まれる現代編?がシリアス風味で序盤からドキドキしていた。
終盤の間に何が起きていたのか語られるシーンとそこからラストまでのお話のつなぎ方が本当に好き。
ノンストレスで見られた。ギャグパートも笑った。良い父子の話だった。日常ギャグだけど、最後に現在のヒメちゃんのシーンがあって、どういうこと!?と次回が気になる仕組みもさすが。言葉遊びが秀逸。かくしごとに含まれてる意味が多すぎ!
絶望先生のまんまじゃねーかなどと言ってすいませんでした。
本編は漫画家あるあるネタ?で楽しいですが、
各話の最後に「現在編」がちらっと流れるので、「この親子は今後どうなってしまうのだろう」と気になってしまう、うまい仕掛け。
最後は詰め込みすぎでしたが、かくしごとってそういうことかーってなりました。
姫ちゃんがとにかくかわいらしかった。
後藤先生が大切にしたくなるのもわかる。
サブタイトルが漫画タイトルのもじりなのも個人的に楽しかった。
癒された!面白かった◎姫ちゃんかわいい!
観やすいし、ギャグもちょうどいいし、なにより癒されました。
毎回クスっと笑えて、それでいてすごく暖かい、素晴らしいハートフル作品でした。
自分の仕事を娘に隠しながら暮らす日常を描くという、そのテーマに惹かれて観始めましたが、まさかこんなにも暖かい物語だったとは…後藤先生の姫ちゃんの幸せを願う優しさと姫ちゃんの無邪気な振る舞いに、観ている私まで優しい気持ちになりました。
特筆したいのは、やはりエンディング!大瀧詠一自身が歌う「君は天然色」をこの作品に起用したそのセンスに脱帽です。最初、曲の雰囲気で選ばれたのかなと思いましたが、観進めていくうちに、歌詞がこの作品にぴったり合ってることに気が付きました。「思い出はモノクローム色をつけてくれ」という一節はそういう意味だったんだと…素晴らしい作品をさらに昇華させる最高の選曲だったと思います。そして、その音楽に負けないくらい映像も完璧だったのも大きく評価したい点です。
そんな「君は天然色」の歌詞のごとく、自分が描いた漫画によって失った記憶を取り戻すシーンは鳥肌が立ちました。自虐的に漫画のことを言うことが多かった後藤先生でしたが、先生にとって漫画は「生きた証」そのものだったんですね。そして、そんな漫画よりももっと大切な、姫ちゃんと幸せに暮らす為の糧でもあったからこそ、漫画によって記憶がゆり戻されたんだと思うと感動しました。とても、この作品らしい最終回だった思います(原作はまだ続いてますが…)。
作画も演出もストーリーも非常に丁寧に作られていて、本当に素晴らしい作品でした。個人的には、新規作品で今期一番良かったと思います。
メモ
Date:2020/4/3-2020/6/28
Score:88
Ranking:1
1話見た時はベタなギャグであまりつまらないかなと思ってたけど、2話3話と見ていううちにギャグに惹きつけられるようになっていったし、アバンに入る謎の18歳パートに見るのがやめられなくなった。
父と娘の心温まるシーンに幸せ、温もりとちょっとの切なさを感じてじーんとくる。
最終回の終わり方も綺麗で素晴らしく、とても素敵な作品でした。
「さよなら絶望先生」大好きで。
期待通りのキレッキレのギャグで毎回大笑い。テンポ感もよかった。
と同時に、可久士と姫、親子のやり取りに毎回ほっこり。
漫画家の時はメチャクチャなことも言っちゃう可久士だけど、姫の前では本当良い父親。
姫も父親思いの本当にいい子で、かわいらしい。
二人の関係に心が暖かくなった。
そして、謎だらけの姫18歳パート。
二人仲良く暮らしていたのに、あれからどうなった?可久士の行方は?姫の母親は?
すべてが一つに繋がり、謎が明かされる最終話。
1話からそこまでの構成も素晴らしかったけど、最終話は本当にすごかった。
可久士の記憶が戻り、姫にも笑顔が戻る。泣いてしまった。
久米田先生のテイストを再現しつつ、美しい作画も見事。
キャスト陣の演技も素晴らしく、特に繊細な表情を表現した神谷さん、年齢の異なる姫を演じ分けた高橋さんはすごい。
さわやかなオープニングテーマと、意外性がありながらぴったりの「君は天然色」というエンディングのチョイス。
ギャグ、ほのぼの、ミステリー。それらが分離することなく混然一体となって、
ちょっと不思議な、心温まる親子のストーリー。ベタですけどね。大好き。
漫画家の寿命の短さが分かりました。
I understand how short the life of a cartoonist is.
今期のアニメの中で一番好きなやつ。
物語の大部分を占める姫10歳のギャグパートと、各話ラスト数分と最終回の主軸となった姫18歳のシリアスパートの2つの時間軸があり、それぞれ別の雰囲気でありながらしっかりと物語として繋がっている。
この2軸の共存がこの作品に深みを持たせていると言っても過言ではないだろう。
この作品の良い点はまだある。CMでのうたい文句でもある「隠し事は、描く仕事でした」にはじまる、「かくしごと」という作品タイトルの持つ複数の意味である。
このタイトルと11話の次回予告、12話のサブタイトルあたりは鳥肌が立つ展開である。
「この作品、そこまで考えられていたのか!!」と言いたくなった。
1クールで完結しているし、アニメ好きなら是非見てほしいと心から勧められる作品。
期待通り素晴らしい作品でした。
ギャグが中心にありながら、シリアスな18歳編で少しづつ「隠し事」か明らかになっていく構成がとても良かったです。毎回毎回次の展開がめちゃくちゃ気になったし楽しみでした。
OP、EDともに作品の雰囲気にマッチしていて自分としては珍しく1度も飛ばさずに見ました。
最終回だけは全編が18歳編で真実が明らかになる流れだったが、ショッキングな事実が明かされていく中でも笑いを忘れない姿勢は見事でした。結末もハッピーエンドで後味もよく、文句の付けようがなかったです。
評価:A
タイトルにいくつもの意味が込められている。
毎話ごとのシリアスな伏線と久米田康治のいつもの作風がうまく組み合わさって楽しく視聴できる。
OP・ED(カバー)ともに良曲。
現代で謎が少しずつ進みつつ過去のギャグパート。
姫ちゃんと父のやりとりが非常に良かった。姫ちゃんかわいい。
最後はベタな展開なのがまた良かった。
なんとなく先が読めても良いものは良い。
一応ちゃんと畳んだ。原作の最終回楽しみ。
webラジオ?かくしごトークのあやねるがクソ面白かった。
【★★★★☆】💿
いいんじゃないすか。
過去である日常パートはぼのぼのだったりギャグだったりで面白く、でも現在になるとシリアス。続きが気になる作品だった。OPもEDも綺麗で好き。
現在と過去がどのようにつながっていくのか毎回毎回気になって仕方なかった
最終的にハッピーエンドでよかった
始まりと終わりの時系列が異なるところのシリアス感と本編(?)のギャグ感が良かった。
最終話につれて話が分かってく感じも良かった。
本編は漫画家あるあるで笑わせ、最後の方にシリアスを上手く持ってきて感動させる展開が素晴らしい。
最後が怒涛の展開でした
父と娘の団欒に心が温かくなる作品。姫ちゃんかわいい。
突出したものはなかったが良作でした
ギャグ/日常の陰に潜むシリアス展開に目が離せなかった。笑いあり涙ありの良作だった。毎話の最後に未来の話を少しずつ入れ最終回に一気に回収してもうね、感動してしまいました。まさかギャグ/日常メインのアニメがここまでの感動ものに化けるとは思うんだ...
センスの高いギャグと、親子愛による感動パートのバランスが素晴らしい作品。
しかも、各話にちりばめられた18歳編の内容が最終話で回収されていく構成も良い。続けてみる意味がきちんとあった。その最終話もキレイにまとめられてて良かったです。感動しました。
キャラも基本的には立っててよかったけど、少し存在感の薄い姫の同級生たちと、ヘイトを集めてしまう編集は少し気になりました。
おもしろかったけど刺激が足りない
感動系と言うよりはギャグより、そんな爆笑させる感じでもなくフフフと笑わせたり微笑ましくなってくる感じの笑い
多分癒し系のアニメ、風景の作画とかめっちゃ綺麗、opとedの曲好き
凄く軽やかで、ハッピーで。
言葉選びが秀逸で
ゆるゆる日常系と思いきやの
時折あるシリアスシーン。
何より最終話に掛けての展開。
edの選曲含め、素晴らしき作品。
自分自身の娘のことをおもい、その健やかな成長を願い、
自らの仕事に取り組む。
ちょっとだけ、私とかくし先生を重ねてみたのだけど、私には娘がいなかった。
ギャグはもとより、テンポも良いし、作画も(特にEDの色使いが90年代初頭感があってたまらない)何もがもがよくて。
Cパートではまされる「現在」の状況に何も知らないワタシはあらぬ心配をしてしまい、
それでも母は見つからず。
もとより父と娘の物語だからいいのかもしれないが、
各年齢の「箱」はそれを作るときの作業を想像して涙が止まらず(ヴァイオレット・エヴァーガーデン10話参照)。
コミックスは近所の書店から消えているわけで。
それもまた悲しく。