市ノ瀬さんの「えっち」がだんだん癖になる第12話と。
抜けていない勇者の剣。剣を抜けたものが勇者ということではなく、平和のために戦う抜いたものが本物の勇者。そして誕生日プレゼントをもらったことがないシュタルク。誕生日プレゼントがもらえなかったから愛がなかったという訳ではなく、きちんとした愛は気付けていないだけ。思い出したそのハンバーグは頑張っている戦士を労うための1年に1度のプレゼント。誕生日について微かに残るその記憶は兄から、そして師匠から愛されていたという証。
本物とは何かを投げかけながら、フェルンと並びながら寂しそうに誕生日のエピソードを語るシュタルクの様子からの伏線回収が鮮やかだなぁ。