春夏秋冬になぞらえた回想に合わせて紡がれる最後の曲。3年間という年月の最終結果も同時に測られる緊張感とともに、懐かしさも漂う、ひたすらに心を搔き乱される演出は最高でした。
前回は届かなかったその金賞にようやく届いた北宇治吹奏楽部。中学の頃悔しくて死にそうだった麗奈ちゃん、今度は嬉しくて死にそうになってるの死に過ぎだなと大笑いしつつ、この3年間の辛さ、苦しさが報われた久美子のその表情が印象的でした。
そして、久美子ちゃんは吹奏楽部の副顧問になると。ラストは完全に滝先生のマネだなぁとクスリとしつつ、まだまだ彼女の吹奏楽人生は終わらないと。プロも、サラリーマンも選ばなかったけれど、でも、でも実に彼女らしい奇特な吹奏楽人生、彼女の今後の活躍が楽しみだなぁ。