すかすか、青ブタと並ぶタイトルで損してる作品だと思う。
タイトルの「パパのいうことを聞きなさい!」は12話の最後のセリフで言っており、主人公が三姉妹の父親にはなれなくても、三姉妹を家族として守っていきたいという思いが込められていてとても良い回収の仕方だと思った。
個人的な今作の推しキャラは仁村で、初期は女たらしのチャラ男のような印象だったが、主人公や三姉妹のピンチにはデートをほったらかしてまで助けようとする姿がかっこよく見え、こりゃあモテるわけだと納得してしまった。
最終盤にはひなに両親が死んだことを伝えなければいけないシーンがあるが、両親の死という事実を小さい子に伝えるべきか、伝えるならどうやって伝えるのか、乗り越えさせるにはどうしたら良いか、自分に子供はいないが、あのシーンからはそんなことを考えさせられてしまった。
家族愛、友情、恋愛、様々な形の愛を考えさせられるとても良い作品だと思う。
ただ12話でタイトル回収したり、作中で抱えてきた問題を解決してしまったため13話に関しては正直蛇足感が否めなかった
面白い回はそこまで気にならないが、関くんの変人ぶりが不愉快に感じる時もあった。
ほとんど関くんが喋らないせいため横井さんの一人語りで途中から飽きてしまった。
話ごとにテンションの落差が大きい。
基本的にはギャグが中心で、たまに感動要素や恋愛要素を挟んでくるのでストーリーにまとまりがないと感じた。
ギャグも下ネタとパロディを連発してくるので正直人を選ぶアニメだと思う。
個人的にはパロディが結構うざいしくどいなと感じた。
ただヒロインのりんごちゃんに焦点を当てれば、上手く笑えなくなってしまった少女が逆に主人公を励ますところまでいくからかなりヒロインのことを好きになってしまうと思う。
ハーレムものに見せかけた学園青春もの。
キスで能力が発動するという設定があるとはいえ、キャラクターたちが割と躊躇なく誰とでもキスするので若干困惑するかもしれない。
中盤までは魔女たちが魔女になった理由とその解決というパターンで進み、一人一人の魔女についてしっかり掘り下げていて良かった。その中で今まで出会った仲間との関係が深まっていくことも分かり、それが山田の願いにしっかり繋がっていたと思う。
最後の告白のシーンでは、能力を使う為のキスではなく、両思いとなり、ただしたいからするキスになった途端上手にキスが出来なくなっていて2人がいっそう愛おしく思えた。
1話10分程度に対して規制による全カットが1分弱もあって正直萎える。全カットにしなければいけないならなんで地上波で放送していたのか謎すぎる。そして差し替えで放送していたおくさま劇場が絶望的なほどつまらない。
まともな人間がしょうこしかいないやべー奴オールスター作品。
タイトルや絵の雰囲気でわたてん的な緩いおねロリものだと思って軽い気持ちで見始めたが、とんでもない作品に出会ってしまった。
普通の作品なら1人いれば充分その作品のスパイスになるような狂人ばかりが出てきて毎話毎話展開が読めずとても面白かった。
さとうとしおちゃんがイチャつくシーンとそれ以外のシーンでテイストが一変する感じがいっそうさとうの「歪んでいるけど真っ直ぐな愛」を際立たせていてゾクゾクした。
逃げるのに失敗してるし、さとうとしおちゃんは死に別れてしまったけど、家族に再会しても、さとうが死んだとしても家族よりさとうを選ぶという最後はある意味ハッピーエンドと言えるのかもしれないと思った。また、さとうに感情移入して見ていたのであさひの絶望した顔で正直スカッとした笑
制作サイドの人達には失礼だけど正直インフィニット・ス⚫ラトスみたいだなって思ってしまった。
鈍感な主人公にちょろいメインヒロイン、おっとり系幼馴染、ツンデレな先輩とキャラクターも既視感があってそこまで魅力を感じなかった。
ただこの手の作品としては主人公に女性声優を起用しているのが意外だったし、その特徴を主人公の女装という形で活かしてきたのは面白かった。
コメディー色の強いラブコメ
庶民ランド辺りまでは普通に面白いラブコメくらいに思っていたが、歪みねぇなとかゲッツが出てきた辺りからは良くも悪くもギャグアニメにしか見えなくなってしまった。
特に最終回はロボットがでてきたり感動するはずのシーンでゲッツしながら話していたりもう笑うしか無かった。
幼馴染的なポジションの恵理とお嬢様学校に連れてきた張本人であるメイドの九条さんの出番が少なく、上手く使いこなせてないのが惜しいと思った。
愛佳の口調についても、ある時から何故か変わったと伏線を張りながら放置したのはちょっと残念だった。
ペルシアも蓮季も一途で健気で可愛かった。
後半はハーレム気味になっていたけれど、序盤でカップルが成立していた為誰とくっつくかというモヤモヤを抱えずに楽しむことが出来た。
学園ラブコメなのに文化祭が出てこなかったのはちょっと意外だった。
作品全体として少しテンポが悪いと感じたが、由真がどんどん病んでいって百合堕ちしていく様は正直ゾクゾクした。
あと武田は良い奴すぎて不憫だった笑
毎回のように泣かされるアニメでした。
「めんまを成仏させる」という大名義分を隠れ蓑に自分の気持ちに素直になれない超平和バスターズと映像、音楽がマッチしていて素晴らしかった。
様々な視点からの「めんまの死」に対する感情や後悔、寂しさが描かれていて誰もが共感できる作品になっていると思った。
個人的にはめんまが辛い思いをして欲しくないから母親には自分のことを忘れて欲しいけど忘れて欲しくないと吐露するシーンがとても印象的だった。
とにかくセクシーなシーンが満載で眼福でした。
主人公が人間恐怖症という闇を抱えていて、9人のヒロインたちだけでなく主人公にも焦点が当たっていたのが良かった。
三沙を蘇生させるシーンやテストで1位を取るシーンは、主人公の下を向いて勉強ばかりしていた数年間が無駄ではなかったことが描写されていて感動した。
続きが気になる感じで終わったので2期に期待したい。
こんな先輩欲しかった!
1話の中にショートストーリーが数本入ってるという構成だったのでギャグアニメでもだれずに見ることが出来た。
メインキャラクターの2人の名前を明かしてないのが斬新だと思った。
自分の小中高の卒業式は一滴の涙も出なかったのに、卒業式のシーンでボロ泣きしてしまった。
ラブコメではあるものの、天才と凡人の軋轢や自分の力ではどうすることも出来ない無常観、はみ出しものを嫌う同調圧力、かけがえのない友情と青春などなど様々なドラマがあってとても面白かった。
ストーリー自体は面白かったし世界観も良かったが、結局のところ集はいのりのことを救えなかったし、根本的な元凶であるダアトは残ったままであったにもかかわらずいきなり数年後までぶっ飛ばしてハッピーエンドみたいにしてるのが「なんだかなあ」と思ってしまった。あと無能の癖にイキリ散らかしてた颯太が最後まで好きになれずに終わってしまった。
殺したいザックと殺されたいレイチェルの歪な関係が、「ビルの脱出」をきっかけに神でも天使でも道具でも化け物でもない1人の人間として求め合う関係になっていったストーリーに感動した。また、安易に恋愛要素を入れてきたり、レイチェルに生きたいと言い出したりさせなかったのも良かった。
とりあえず白髪美少女は正義だなあ
メインキャラクターが美男美女で眼福であった。
意地悪なことをするキャラが出てこない優しい世界だったので毎話毎話安心してみることが出来た。
未来に帰らなきゃいけないのは最初から何となくわかっていたけど、最後のシーンは切なくて胸が苦しくなった。
全体的にカラフルで映像が綺麗だった。
瑠依ちゃんを応援してたからめちゃくちゃ続きが気になる終わり方だった。
主人公はナヨナヨしてたり積極的だったりと少し掴みどころのない印象を受けた。
あとOP曲が良い。
序盤は正直退屈な話もあったが、後半になるにつれて世界観やキャラに愛着が湧いてきてあっという間に見終わってしまった。
純愛、百合、生徒と教師の禁断の恋が同時進行するラブコメの欲張りセットの様な作品。
1話の時点ではあまり可愛いとは思えなかった文学部の女の子たちが、「えすいばつ」をきっかけに悩み、葛藤しながら恋をしていく様を見ているうちにとても魅力的で可愛く見えた。
でも、そんな女の子たちよりも泉くんと天城がピュアで真っ直ぐでとても愛おしかった。
普通に笑えるシーンが多くて楽しかった。
英梨々が可愛くてツンデレの良さを改めて実感した。
0話で何となくキャラ同士の関係性が分かった上で見たから物語にも入っていきやすかった。
倫也のオタク的な気持ち悪い言動に女の子たちがしっかり引いていたのも、当たり前のことではあるけれど無条件に盲信的に主人公のことを好いてる訳では無いと分かって良かった。
みんな片想いしててとにかく切なく、甘酸っぱい。そして映像がめちゃめちゃ綺麗。
終末感が漂っていたしバッドエンドになりそうでヒヤヒヤしながら見ていたけど、最後はハッピーエンドで良かった(美海は報われなくてちょっと可哀想だけど)。
「主人公がキリト風の髪型じゃない」、「俺TUEEEEしない」これだけでもかなり好印象。
中盤まではスバルにイライラするシーンも多かったが、引きこもりだった少年が死に戻りを繰り返しながら成長していく物語がとても面白かった。
また、主人公の光の部分だけでなく闇の部分もしっかり描かれていて良かった。
個人的にはエミリアが村の子供たちに嫌われてはいなかったと知るシーンで感動して泣いてしまった。
作画崩壊もなく安定していたり、1話目が長かったりして、金も情熱もかかってるんだなと感じられた。