個人的にアニオリそのものは別にいいと思うが、その結末がダイジェストなのは流石に「うーん」と思ってしまった。結末だけじゃなく話を進めるためにちょこちょこご都合展開がみられて残念だった。
1期が良かっただけに2期の粗さが余計に目に付いてしまうというところもあるかもしれないが、それ抜きにしても出来が良いとは言えないと思う。改めて原作改変の難しさを感じる作品だった。
1クール目に較べて圧倒的にテンポがよく、見やすかった2クール目。1クール目はかなりストレスの溜まる展開でもあったので、やはり分割しない方が良かったとは思う。
41話の名乗り口上からの「私、面倒くさい女だもの」が個人的ベストシーン。エミリアの成長ぶりが感慨深かった。
「3話くらいかなあ」って思ってるうちに終わってしまった。
出てきた怪談の中できさらぎ駅くらいしか知らなかった自分の知識不足も当然あるけど、裏世界で出会う敵が「なんか怖いもの」くらいにしか思えず、イマイチ緊張感に欠けた。
現実世界においても鳥子と空魚の関係性が進展したり目立ったストーリー展開がある訳でもなく、正直退屈だった。
ただ音に関しては、BGMだけでなく一つ一つの効果音で不気味な雰囲気を演出しようとしてるのが分かるくらい良かった。
OP、EDの曲も良い為、"ホラー要素のある日常系アニメ"くらいに捉えておけばもしかしたらもっと楽しめたかもしれないと思った。