この子供達の爆弾除去のくだりは劇場版にもあった。
カツ・レツ・キッカ達が後方配備の軍人が想像もつかない程の地獄を見てきたと、カイが言ったあたり、ホワイトベースの実戦経験は既に連邦軍の中でも抜きん出たものになっていると推察できる。確かにここまで戦い続けてきた艦はなかなかないはずで。
そしてある意味最弱と言われ、ガンプラなどで一部の熱狂的なファンを持つアッガイが登場。
シャアはゲリラ戦でジャブローの戦力とホワイトベースの切り崩しを狙うも、ガンダム1機に小隊を潰され敗走。アムロのパイロットとしての成長をまたも思い知るはめに。兄との偶然の再会にセイラは何を思うのか。セイラの振る舞いに対して、ミライは何か勘が働いた様子だけど、この段階ではセイラとシャアの関係性までは気づくまい。
ホワイトベースをジオンが高く買うのは当然。ガルマ隊の撃破に始まり、ランバラル隊の撃破、オデッサ作戦での活躍、黒い三連星を破るなど、ジオンにとって手痛いダメージをホワイトベースは与え続けてきた。
その価値を連邦軍本営は理解しておらず、ホワイトベースを宇宙戦でのおとりに使おうとする始末。
戦死したリュウを二階級特進とするのみで哀悼の言葉の一つもない無能そうな上官へのアムロの憤りは理解できる。優れた軍人ならば士気を下げないためにも、戦闘時以外での相応しい振る舞いがあるはずで。