この子供達の爆弾除去のくだりは劇場版にもあった。
カツ・レツ・キッカ達が後方配備の軍人が想像もつかない程の地獄を見てきたと、カイが言ったあたり、ホワイトベースの実戦経験は既に連邦軍の中でも抜きん出たものになっていると推察できる。確かにここまで戦い続けてきた艦はなかなかないはずで。
そしてある意味最弱と言われ、ガンプラなどで一部の熱狂的なファンを持つアッガイが登場。
シャアはゲリラ戦でジャブローの戦力とホワイトベースの切り崩しを狙うも、ガンダム1機に小隊を潰され敗走。アムロのパイロットとしての成長をまたも思い知るはめに。兄との偶然の再会にセイラは何を思うのか。セイラの振る舞いに対して、ミライは何か勘が働いた様子だけど、この段階ではセイラとシャアの関係性までは気づくまい。
ホワイトベースをジオンが高く買うのは当然。ガルマ隊の撃破に始まり、ランバラル隊の撃破、オデッサ作戦での活躍、黒い三連星を破るなど、ジオンにとって手痛いダメージをホワイトベースは与え続けてきた。
その価値を連邦軍本営は理解しておらず、ホワイトベースを宇宙戦でのおとりに使おうとする始末。
戦死したリュウを二階級特進とするのみで哀悼の言葉の一つもない無能そうな上官へのアムロの憤りは理解できる。優れた軍人ならば士気を下げないためにも、戦闘時以外での相応しい振る舞いがあるはずで。
タイトルからして捨て回かなと思って観始めたけどもそんなことはなかった。
戦死者に対して二階級特進だけなのかと言って殴られるアムロ。軍人ではないんだなアムロの感覚は。
親がいないことを思い出して泣くキッカには貰い泣きしてしまった。戦争で失われた人間関係を埋めてくれる優しさも戦争の中にしかないなんて…。
アッガイとかズゴッグは可愛い感じの作画だった。水陸両用モビルスーツはだいたいコロッとして可愛いね。
シャアはカッコいいことに言いつつ負けが混んでる。次はどんな手を打ってくるのか楽しみ。
正式な軍人になった。
とはいえ、軍人の教育を受けてきたわけじゃないからアムロの反応は自然の反応。
子供たちの今後の扱いをどうするか。この時のゴックサイズでかくない?
子供たち大活躍。
シャアとセイラがまた出会う。苦しい言い訳。
ホワイトベースは囮に。そんな明言する必要あるのか謎。
ぽっと出部隊には違いないが、成果はあげてるから扱い難しいな。
アムロ達に階級章が渡されると同時にリュウの二階級特進が発表。アムロが言う様に「今更それだけかよ…」な気持ちになる。直後の避けたら独房行きなんて無茶苦茶な台詞やラストのホワイトベース囮扱いも相まって最早アムロ達は連邦として戦うのは正しいのかという疑問すら生じてくる。かと言って子供達が巻き込まれること承知で爆弾を仕掛けたジオンが善なわけ無い。
今回キッカ達は自分たちの意志でホワイトベースに残ることを選択したけど、これは他のメンツに関しても同様なんだよね。アムロやカイ、他の乗員にしても降りるタイミングなんていくらでもあったしドンパチ地獄が続くと判っているのにホワイトベースに留まり続ける。彼らにとってホワイトベースが家、帰るべき場所になっていることが伝わってくる
シャアはセイラに軍から身を引けと言っているけど、セイラだってキャスバルに対して同じことを言いたいわけで。このやり取りはアムロたちと対象的にこの二人には帰るべき場所がもう無いことを示しているような気がしてしまう