原作未読だけど、アオアシはかなり前から気になっていた。
メッシはファーストタッチで足元半径30cm以内にボールを収めたまま高速ドリブルでシュートまで行くと言われる(このスキルは世界一)。全盛期の本田圭佑は「止めて蹴る」の基本の徹底を超えてパスもシュートもダイレクトを指向していた。曰く「それぐらいでないと世界のトップと戦えない」と。
視野を広く持って戦術眼を得るには、まず足元が上手くなる必要がある。一流のサッカー選手はパスをもらってボールを足元に収める時、ボールを見ずに他の選手の配置や動きを見ているので、パスをもらってからボールの出し所を考えるようなことはない。日本人なら例えば、中田英寿、久保建英、伊東純也など。今、身近に見られる選手だとイニエスタ。
青井の場合は、敵味方全員の動きを把握してボールが得点につながるどのスペースに来るかを予測していたので、パスをもらう瞬間にどこを見ているかとは違うスキル。この視野の広さと読みはワールドクラスの選手ならポジションに関わらず持っている。