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とても良い

トガちゃん、悲しきサイコパスよのう。
自分が大切に思っている存在以外への加害に罪悪感がない。このような人格や精神状態は、思考や感受性の幅が極端に狭くなっている場合に現れる。ある一つの価値観、思考パターンに沿って世界や社会を認識しているので、そこから外れるものに対しては極端に無関心、または冷酷、残虐になる。これは一種の心の病気のようなもので、中井久夫(精神医学者)が提唱した「心のうぶ毛」のような眠っている感受性のアンテナを起こすことで段階を経て健全な心の状態に持って行けるかもしれない。この作品でトガちゃんの心をどう扱っていくかは分からないけど、悲しい結末にはならないでほしい。
まさかの荼毘がエンデヴァーの息子!轟燈矢……。
荼毘の悪の根拠は怨恨だった。エンデヴァーの過去の罪深さの結晶とも言える。この親子関係のもつれはきついな。荼毘はエンデヴァーに復讐できればそれでいいのか、あるいはそこからヒーロー全体の存在意義を否定して死柄木と目的を同じくするか。荼毘が生き残ったのには、オールフォーワンが絡んでいる気がする。荼毘の命を救って父への恨みを誘導して利用しているのではと。過程はどうあれ結果的にはエンデヴァーの第一子が生きていたことを喜ぶべきではある。今は最悪な状況だけど。
絶妙のタイミングでベストジーニストが登場。彼が生きていることで荼毘の大衆扇動に綻びが生じるのでは。荼毘はホークスがベストジーニストを殺したと言ったのだから。



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