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とても良い

やっぱもつれまくるよなぁ。
ラグナに最強技を破られたウォルテカムイの最後っ屁でアルテマティアの時操魔法が蘇ったけど、使う前に撃たれる!というどんでん返し祭り。

太陽神からすると、個体としての自我をカルラが持つことが罪なわけか。
で、アルテマティアが太陽神教と決別して独自に信仰した神は、未だ生まれない自分の姿をした神だったと。この辺がよく分からないんだけど、アルテマティアはカルラの宿命から自由になるために竜の血種となり、自らが想像で作り上げた神を崇めて、時操魔法で時を止めて人間を選別して苦しませずに殺してたってこと?だとしたら、わりと早い段階で狂ってたってことかな。

アルテマティアの最期は、倒すべき敵でありながら美しく切なく悲しい。登場当初は狂信的サイコパスだったけれど、最期に自分が狂っていたことに気づき、ウォルテカムイの武器の影で安らかに眠り陽光で燃え尽きた。彼女の所業は人間にとって脅威だったけど、ウォルテカムイとの絆は深く美しかった。

まさかのオルトゾラの最後っ屁(自分を倒した銀装兵団への褒美としての解毒)で銀器姫が昏睡状態ながらも肉体が回復するとは。
まだ、翼の王の血族を絶やしただけで、他の竜の血族が居るってことか。
ここまでがもう壮絶過ぎてお腹一杯ではある。

面白かったんだけど、2クール目以降は戦いが多極化して、どんでん返し祭り、敵も味方も完全に滅するまで何が起きるか分からなかった。ここまでやるとスリリングを通り越してカタルシスが小さくなって疲弊感が残る。
プロットの複雑化と伏線の生成と回収の目まぐるしさ、製作陣は大変だっただろうし、見事としか言いようがないんだけど、個人的にはもう少し手加減して欲しかった気がする。

続編あれば見るけど、もう少しお手柔らかに、と願ってしまう。



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