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とても良い

小梅の母親、何という悪女。山内を潰す気か。
猿は嘘をつかないんじゃなくて、利害の一致を見て取り引きしてただけだろう。その意味では小梅の母親は至極浅はかで、裏切り裏切られるしかない生き方をしている。というか、若宮嫁選び編と言い、とんでもなくやばい女を描くのが上手いなぁ。
金烏は八咫烏を殺せないのか。峰打ちしかしない暴れん坊将軍と同じか。悪人であろうと、領民に対して自らの手を汚すことは出来ない。

人間が開発によって山林を侵食して来てるから、山内の辺境の井戸が枯れ始め、山内が崩壊に向かっていると。って、若宮は結界を作って山内の外側が見えないようにしてるだけだとしたら、相当危ういな。
だとして、猿はどこに住むどういう存在だろう。人の姿をして人間社会に紛れ込んでいる?

小梅がそそくさと立ち去ったけど、どこに行くつもりだろう。彼女からも母親と同じ轍を踏みそうな危うさを感じなくもない。山内衆なりがずっとマークしておくべき存在だと思うけど。
雪哉が故郷と山内を守るために若宮に忠誠を誓い、山内衆に入るところで〆。

もっと広い壮大な異世界の話かと思ってたら、意外と狭くて人間界と地続きな感じなのが見えて来たけど、この作品は世界の謎や国の危機的状況というスケールだけではなくて、どっちかというと個人的には宮廷の人間関係の方に魅力を感じる。東西南北家の姫君達の活躍も見たい。
続編を待つ!



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