テオリッタは無邪気で可愛いけども、それゆえにスプリガンに殺されそうになった時はドキッとした。無邪気さと危うさが紙一重の世界。
こええ。ライノーは同族殺しを至上の快楽とする魔王だった。スプリガンはライノーによって殺された。ライノーは今後どうするつもりなのかな。
ブージャム、しぶといなぁ。どうも人間に化けられる魔王は複数いるようで。
やはり司祭は矯正派だった。しかし、拘束ではなく殺してしまうと、パトーシェは冤罪を掛けられるよそなりゃ。取り調べの連中も矯正派だろう。
矯正派の思想は、人類が魔王に敗北することを信じ、自分とその家族のみが生き残り、魔王の手先となるというものだった。それが当然であり、自分と家族よりもその他大勢を救おうとする英雄的な指向は利己的とさえ言う。これは倫理的にはトロッコ問題に似ていて答えが出ない課題かもしれない。
ただ、矯正派の思考に欠落しているのは、魔王側につけば自分たちだけは助かるという保証がない点についてだろう。魔王現象側からすればあくまでも人間は人間であり、矯正派に対しても利用して後は殺すという判断をする可能性が高い。つまり、考えが甘い。
第2王都が陥落との報。こちらは揺動だったと。
矯正派ではない教会権力の中枢は、勇者の成り立ちを知っているようで。
勇者とはかつて第一の女神が異世界から召喚した英雄の力を死者に移し替えられた存在であると。
ゆえに、勇者になるには一度死ぬ必要があると。勇者になれば死んでも蘇生するが、魂が摩耗するため、蘇生する度に記憶は欠落し、精神が毀損する。
勇者刑に処されることを選んだパトーシェ。彼女にとって信頼してきた者達から矯正派だと思われるのは、死よりも耐え難いと。
いよいよ物語は深淵と佳境に向かって行く。
いい感じにダークなファンタジーになってきた。
2期制作が決まっているので、待ちます。