人の姿をした精霊、セレナ。
「ラピスの人はみんな私の子」――その言葉に、300年分の想いが詰まっているようで胸が熱くなりました。
長い時間を経て、姿が人に近づいていったのも、その想いの強さゆえなのでしょうか。
そして、異物に変化してしまったセレナに向けられた「本当に精霊なの?」という問いかけ――あれは怖かった。
それでもメグは、自己犠牲になるとわかっていながら、セレナと街のみんなを救うために魔法を発動。
大樹が燃え尽きるのかと思いきや、まさかの「転生魔法」が発動して、言葉を失いました。
「人間が使える魔法には限界がある」「魔法は万能ではない」――言われたばかりの言葉を覆すような奇跡を起こしたメグ。
生まれ変わってまた人に愛される存在になった大樹に、そっと名前を付けるメグ。
その名は「ラピスセレナ」。これ以上ないほど、ぴったりの名前だと思いました。