『叛逆の物語』は、誰に対する“叛逆”なのか。
改めて考えると、三つの軸が見えてきました。
まずはインキュベーターに対する叛逆。
観測対象にされていたほむらが、その計画を逆手に取り、実験そのものを壊してしまう。
次に円環の理(=まどか)への叛逆。
概念としての救済者になったまどかを、一人の少女として引き戻す。
これは、神に逆らうような行為でもあります。
そして世界の理への叛逆。
「絶望すれば魔女になる」という大前提すら覆し、世界を書き換えてしまった。
初見ではこの三つくらいしか掴めませんでしたが、それでも十分に衝撃的でした。
「先が気になる終わり方」――この先の『廻天』を観るのがますます楽しみです。