信じるものがあることは大事なことだが、ものによってはこの世の中で動けなくなってしまうのだろうか。
自分を動かすほどの信念ではなかったのだろうか。
何年ぶりにかさくら荘見て3,4話あたりからほぼ毎回ボロ泣きした。
学生初期の頃このアニメに影響されたのを思い出した。開発精神や手を動かす精神は絶対ここから始まったと再確認した。
才能とか努力の価値観が変わってしまった。努力なんて自覚も認知も厭わう必要もない。
夢中になって絵を書いてるましろのシーンが本当に衝撃的で一番好き。目を細めて真っ直ぐディスプレイを見つめる横顔が、本当に心の底から没頭しているさまを表現していてめっちゃ憧れる。理想的で羨ましくてこころが暑くなる。
主人公の空太に感情移入させられっぱなしだった。主人公が変わっていくアニメが好きで、空太が何度も理不尽さを感じながら成長していてよかった。環境が人を変えるのをよく感じた。努力もしていない自分が努力をしている他人を妬んだり、それを自覚したり、自分が変わらないことを周りのせいにしたりと自分にとっては共感する内容ばかりだった。変わろうとして動き出せば簡単に世界の色は変わるというテーマが好きだと思った。