新たな敵、蜘蛛の鬼登場回。
今回の見どころはなんと言っても伊之助が獣の呼吸を発動した場面。
3DCGでバリバリ動く背景の気持ちよさが素晴らしいですね。
鼓の鬼が使った屋敷を回転させる技の時も、グリグリ動く背景が見られましたが、今回もあまりの迫力に息を飲みました。
物語としての見どころは、新たな鬼に鬼殺隊の柱など、新キャラが一気に登場したところですね。
炭治郎たちの上司にあたるキャラなので、どう描くか非常に期待です。
(予想というより妄想ですが、鬼の家族を殺せない炭治郎の前で、柱が鬼を殺してしまい、炭治郎が柱に挑みかかる……なんてシーンを考えてしまいました)
新たな鬼の方も家族の存在が語られるなど、炭治郎にとって新たな試練になりそうですね。
果たして妹(家族)を守ってきた炭治郎が、家族のいる鬼を斬れるのか?
期待ですね。
もう一点触れておきたいのが、伊之助の変化ですね。
まだ伊之助の過去は語られていませんが、かなり特殊な環境で育ったことが予想されます。
だからこそ老婆の優しさや、炭治郎の気持ちに触れると『ポワ……』となる。
人間性を捨て獣となるのが伊之助の理想のようですが、あのイノシシの頭を捨て獣をやめた時、伊之助は新たな成長を遂げられそうです。
(そこで敢えてイノシシの頭を捨てず「これが俺だ!」と叫ぶ逆転展開もアリかも)