ここまでの試練を乗り越えて来た潔達でも手も足も出なかった世界選抜の選手達はやはり強かった、そうした圧倒的な力の差がある中でも凛は勝とうとしていた所が凄いなと思った。グラウンド上でのクールな姿だけでなく、語学の勉強をするもおぼつかない他メンバー達に手を焼くコミカルな姿も見てて面白かった
試合後のメンバー内での会話の中で世界の選手達はファンタジーではない、自分達でも決して届かない相手ではないという事が示唆されてサッカーのトッププレイヤーであっても同じ人間なんだというのが分かるシーンだった
ここまで勝ち残った35人の選手達は日本代表のU-20という更なる強敵と戦う事になり、とても気になる所で終わったものの続編もちゃんと発表されてよかった。玲央や千切と同様に勝ち上がって来ると思っていた國神だったが、脱落してしまったのは個人的に残念だった。最後のシーンで第1クール目のOP曲であるカオスが極まるで締めた所もよかった
サッカーを題材に己の「エゴ」というものに焦点を当てた一味違う作品で、個性豊かなキャラや頻繁に入れ替わるチームメイトとのやり取りといった所も観ていて2クール通して終始面白かった作品だった。前述の通りに続編も決定しており、曲者揃いな選手達が強敵達とどんな戦いを繰り広げていくか見守っていきたいと思っている