逸臣の部屋で映画鑑賞する際に音を切って字幕表示にして、そこから自分も雪が見ている世界と同じように感じれるようにする逸臣の気遣いとも言えるさり気ないシーンがいいなと思った。そんな逸臣のと過ごした部屋を宝物がいっぱいの宝箱のようであると称する雪の言葉選びがまた素敵であり、そして微笑ましかった。外泊回にはやはりハズレはない
後半パートでは逸臣の勝者の余裕とも言える貫禄ぶりをふんだんに感じた、出会う時が違っていたとしても俺は雪を選ぶ。そう言える所がかっこいい
幼少期の桜志も雪の視界に入って欲しくて手話を覚えた、それでもそれ以上に出会ってすぐに手話を覚えて雪との距離を縮めていた逸臣は桜志からしたら完全に先を行かれた敵わない存在であるのがまた残酷なものだなと思った
切なくて儚い、そんな桜志の恋物語といえようか