魔王を討伐した後も長い年月の中で多くの出来事があり、活躍していた勇者一行は後世に色々な影響を与えていた。偉大な存在がこの世からいなくなった後であっても、その意志はちゃんと受け継がれているという時代の移り変わりというものを描写してくれていた印象が強かった。人間とエルフという異なる種族間での時間の流れの違い、それが本作の一番のテーマというべきなんだろうか。作中で度々勇者一行の回想も入れられていて、ヒンメル達は今も生きていると感じさせてくれる所もいい所なんだなと思っている
ミミックに食われるフリーレンをはじめとした随所で入ってくるシュールなギャグ等もいいアクセントになっていてよかった、RPG系ゲームを通って来なかった人にもミミックの知名度が上がったとか?
前評判は高かったけどその評判通りに言う事なしのクオリティと言える作品だと思う、普段アニメに触れない人相手にも推薦出来ると信じてる。現段階で続編の発表は無かったけどもしも続きがあるなら是非とも観たいと感じた作品だった。本作を最後まで観た人達ならきっとそう言う