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ホラー要素を含め独特の質感が印象的な作品で、空魚鳥子の共犯という特別な関係と漫才のような二人の掛け合いの心地良さ、未知や理解不能な事に対する恐怖やドキドキ感の楽しさ、そしてなんと言っても小桜さんというリアクション王の可愛らしさが心に残る作品でした。

空魚鳥子の関係は、共犯関係というべったりではないけど特別感のある絶妙の距離感が、濃厚な百合がやや苦手な自分には合っていて良かったです。

ホラー要素では、中間領域の不穏さ、意味不明な電話、理解不能な異形の姿をした者など、わからない事への恐怖を誘う演出が好きでした。

一方で作品の作りがやや淡泊な印象で、回を追う毎に新鮮さが薄れ飽きを感じ始めたのも事実。それが作品の独特の雰囲気の演出に一役買っていた気もしますが、裏世界探検もしくは二人の関係性どちらかは物語として深掘りして欲しかったな、との思いもあります。



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