演じているかぐや姫劇とリョウの境遇を重ね合わせ、ナオとの対話を通して彼女の真の願いに迫っていく演出は素敵。誰しも相手や場面に応じて仮面を付け替えて(時に演じて)生きているわけで、レプリカという役に囚われていたリョウが自己を発見していく物語は共感を誘いました。
そしてラストはショッキングな結末に。ここまでの物語はレプリカが一人の自己を発見していくお話でしたが一転、オリジナルからは決して逃れることが出来ないという運命を突きつけられこの先辛い展開になりそう。この特殊な関係、運命によって本作は何を描こうとしているのか、楽しみです。