いやー、詰め込んだなあ…
B小町は「元祖B小町のファンが新生B小町を受け入れられるか」「重曹ちゃんの熱量」っていう2つの課題を抱えていて、前者はアイを彷彿とさせるアイドル性を持つルビー、後者は白のサイリウムも含め箱推しサイを持ってオタ芸をするアクアが解決していった。
元祖B小町の曲をやるってだけで温かい目で応援するのではなく、ちゃんと新生B小町に向き合った上でしっかり落とされる古参オタさんは共感できる。
Full moonもそうだけど、重曹ちゃんがキラキラするときは丸い光が多いなあ。スカウトした時にルビーが言っていた通り重曹ちゃんも結局オタクに刺さってたりと細かい伏線回収も良い。
帰りのバンの中で、大して進んでないアクアとあかねの話をあえて振る社長ほんと所属タレントたちのことをよく見てるし、それで機嫌直っちゃう重曹ちゃんチョロい。
恋愛リアリティーショー編からずっと重曹ちゃんから見たあかね評は語られてきて、意識していることは伝わっていたけどここでようやく交わった。恋敵としてのバチバチはもちろんだけど、今日甘では共演者に合わせて演技のレベルを下げることまでしていた重曹ちゃんが、思う存分演技に没頭できる場所を掴んでどうなるかがすごく楽しみ。
失恋してヤケクソになっていた時に脱げたヒールを拾ってもらうところから始まって、溝にハマったヒールを引っこ抜いてもらって告白されて終わるとは…。ヒールが茜の恋のメタファーだったのかな。
茜といることでだんだんと感情が顔に出るようになった山田が、椿から一方的にまくし立てられて目をパチクリさせているシーン良かった。
椿はこれを経て、さらに芯のある強い女の子になるんだろうなあ
月の石を時子さんから受け継ぐところの描き方はアニオリだったなあ。2期OPからしてもう少し踏み込んでいくのかと思ってた。女子高編やった後にさらなる続編期待したい。
パンを焼く匂いに釣られるカブトムシこと司ちゃんはかわいい。
めぐみんがバニル並みのドSさでゆんゆんを口撃してくとこ良かったなあ。
じわじわと近づいていたカズマ、アクアと遂に邂逅。続編への期待感…！
本心じゃないことを言う時はリップあり、本心を言う時はリップなしにする演出良い。それでも最後は虚勢を張ってでも前を向く有馬かな。目に星は宿さなくても、星を纏うラストはすごく好き。
ぴえヨンの中身がアクアって気づかれそうになったときのキーンっていう金属音とか、有馬かなと2人きりで話す時のルビーの陰影の移り変わりとか、細かいところで良い仕事してるなあ…
殺人に関する本を読んだりしてヤバいやつとして振る舞っていたのは市川なりの自己防衛だったんだよな。そういったものを少しずつほどいてくれた山田に対する「ありがとう」は沁みた。
そして市川姉の察しの良さがすごすぎる。
