井の中のカエルが成長していく恋愛物語
海やクレープ、飛行機など子供のような眼差しで興奮しているジョゼは
一つ一つの表情がとても豊かで陸に上がった人魚のよう
おそらく
ジョゼ=ヒロイン
虎=未知のもの、怖いもの
魚たち=支えてくれる仲間たち
って感じであるが始めは1匹の魚が徐々に増えていく過程も良い
最終的には周りに夢と元気を与えられるようになるまで成長していく
主人公との触れ合い物語を上手く絵本落とし込んでどうなって欲しいかも伝えるシーンは圧巻
この映画の全てを表現していると言っても過言ではない
主人公との思い出が時間を掛けて描かれているので感情移入がしやすく
気づけば二人を応援している自分がいた
何かに挑戦したいけど勇気が出ない、そんな方を後押しするそんな作品だと思う
二人で観たいなぁと語っていた桜の景色で終わるのもこれからの華やかな未来を
物語っているようで非常に綺麗だった