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全体
良い
映像
良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

作品としての祭りと音楽としての祭り
時系列的にはホールケーキアイランド編と和の国編の間くらいだと思う。
ある程度ワンピースを認識していないとよく分からない部分があるが、作品の強者、キーキャラたちがこぞって出てくるのでそれだけでも楽しいと思う。
音楽についても超新星Adoの歌声を中心に中田ヤスタカ、ミセス、秦基博と数々のアーティストが主題歌、挿入歌含め楽曲提供しておりお祭りと言えるだろう。
作品内で謎が多いシャンクスに対してスポットを当てている点はコナンを意識しているなと感じる。
ここからは少しずつネタバレをしていく。
構成はワクワクが徐々に不安、絶望に変わっていく感じ、狂っている感じがオマツリ男爵を思い出す感じがあって個人的には良かった。
違和感・伏線の出し方も小出しに出して後半キャラの説明があったので分かりやすく、丁寧なつくりだと思った。
UTAの歌パートが想像以上に多くあり、主題歌含め全ての楽曲がほぼFullで流していたように思う。
作中の半分くらい流れていたのではないか?
入場者特典の単行本の作りもUTAを好きになってくれるようなコンテンツが溢れていたように感じメディアミックスを狙っている感が凄かった印象。曲は非常に良いのでそれでいいんじゃなか。
UTAを出来るだけ掘り下げるために最終決戦中に回想が異様に連続で入っていたのは少し設定盛りすぎじゃないかと思ったところがあったと思う。テンポに少し違和感があった。
クライマックスのシャンクス、ルフィの重ね攻撃、ヒロアカでも似たような演出があった気がするが流行っているのだろうか。
最後、UTAが生きていたのか死んだのかの解釈は視聴者に委ねているところがあり、全て公にするワンピースの印象が少し変わったかな。
私の予想は十中八九死んだんだろう。
赤髪海賊団と目線とルフィのクールに去るぜ感
世界の7割を滅亡させようとした大悪党となる人物がEDでCDが全ての国に流通していること、「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」のボーナストラックに別れの歌と言われている「ビンクスの酒」が入っていること
周りから察しさせるような作りは嫌いじゃないぜ



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