あんこが会いに行くのを躊躇うの、まぁ取り敢えず行ってから考えようぜと思ってしまうが小5でそう思い切りよくはなれないよなぁとか、豆大が昔日を懐かしんでも別に涙ぐんだりはしないのもこの歳だとそういうものなんだろうなとか、キャラクターの振る舞いが本当に世代に跨る恋の姿を映していた。もち蔵も珍しくいい仕事。チョイが非常に馴致している一方で礼節は損なわないのがまた良い。
史織の参入でもそうだったが、各話間の人間関係の変位が時間の流れを意識させる様になっている。ここには地域コミュニティに根付いた日常であると同時に、時間に根差した日常がある。