満足度:8/10 おすすめ度:★★★★☆
世界のほうから主人公をマンセーしにきている。
かなり特殊な異世界転生モノの作品だと思う。主人公の目的は「陰の実力者」になること。「いかにモブっぽい振る舞いができるか」「陰の実力者として活躍できるか」だけを行動の指針にしている。
たとえば、チンピラと喧嘩してみたいと思って行動したら、なぜか「身を隠していた大罪人を裁くとは、さすがはシャドウ様!」と部下たちから称賛される。主人公は物語を動かす意志がないものの、勝手に主人公を軸として物語が動いていくのである。
本来ならば物語には「共感」が重要だとされているが、そのような要素は全くない。街を丸ごとふっとばすし、敵対者を容赦なく蹂躙する。このスケールの大きさには、2次元の世界ならではの気持ちよさを味わえるだろう。
本作のコンセプト『主人公最強×圧倒的中二病×勘違いシリアスコメディ』に惹かれた人、『陰の実力者』という単語に中二心が動いた人におすすめするアニメだ。