作品タイトル同名のタイトルの話なので一山ありそうと期待。
ライブが始まったときすごい苦しくなった。
世界から受け入れられていない感覚。
しかしながら自分の内に篭ってしまう今までの後藤ひとりはそこになく、バンド全体のために「このままじゃ嫌だ」と思える後藤ひとりに成長していたこと。とても暖かかった。
ここからぼっち・ざ・ろっくが始まるんだろうなという期待感と共にライブが終わる。
後藤ひとりの将来妄想がところてん(心が太い)の営業なのが皮肉効いてていいよね。
伊地知虹夏「お母さんは小さい頃に亡くなって、父親はいつも家にいないし、お姉ちゃんだけが家族だった」
旧態然とした血縁による家族という意味が解体され、家族の意味が再考されていることをこのセリフの裏に感じる。
伊地知虹夏「みんな大事な思いをバンドに託している」→後藤ひとりの想いを問う。
社会の最小単位であるところの家族が解体された現代で生きる迷える個に1つの解を提示するかもしれない。
key: 家族とは