この夏、いちばん楽しく観てたアニメ。因習村ホラーとBLの組み合わせ。
主人公のひとりが怪異のバディもの。なんかこう書くと普通のアニメみたいだな。
もっと不穏で、いまにも村内で大量死が起きそうな話だったのに…。
1クールで終わったら、今後をいろいろ想像させてくれる話。
2クールが決定しており、原作完結してないそうなので、
これからどうなるんだろうという感じ。
強い力を持った異物が日常に紛れ込んで物語が始まるのはよくあるのだけど、だいたいは日常に負けて無害化されていく展開になる(ドラえもんを思い出してみて)。
ヒカルは無害にはならない。無害になろうとしてもなれない。朝子の片耳の聴力を奪い、佳紀の腕に傷を残し、ヒカルの意識が薄れた時には彼の魂さえも奪おうとする。
この怪物は死をもって「願い」を叶える願望機でもあり、光の願いを叶えてヒカルの姿となって山から降りてきたということが最終回で明らかになった。
山にいた怪物は里に残ることになる。一見、ヒカルのなかで人間的な判断が行われたようにも見えるが、実はそれが佳紀の「願い」だったからかもしれない。
願望機が願いを叶えるのは判断ではなく機能である。そんな結末だったと思っている。
そして、二期があるのか…。原作終わってないのか…。
日常に溢れた「穢れ」を退治していくゲゲゲの鬼太郎みたいな展開にはなりそうに思えない(原作既読者の感想をうっすら目にしながら)。
時を超える少女だったか。
甚夜みたいな常に時間のなかにいる存在がいると時間旅行者のコンビニ的に使えるね。
どういう結末になるかなと思って観てきたけど、結末はどうでもよくなってきた。
この作品世界を観れるのが楽しいという感じ。良作だと思います。
ものすごく面白かった。良いアニメだった。音楽もいい。
作画はもうちょっとがんばってほしいと思った時もあったので、2期はもう少しなんとかなりませんか?
とても良いファンタジー。2期が決まったそうで何より。生きる希望ができたよ。
最終回の剣が折れかけてるのを察知したという展開は1967年の大映映画「座頭市鉄火旅」でもあるそうな。座頭市は元刀鍛冶が仕込み杖を直してくれたけど、クレバテスの敵は刀を作ってる国に攻め込んでるんだから誰かが直してくれるはずもなく滅んでいったね。
歴史の向こう側に真の人類がいて彼らが現在の世界を作ったっぽいんだけど、ナウシカみたいなやつですね。この設定大好きです。
原作を知らずに、今シーズンだけ観てます。
なんだか分からないけど、すごいアニメ。
なんだかわからないけど、すごく切なくて。
壮大でちっぽけな話が続いてよかったです。
作画はほぼ力尽きてるけど、物語的にはかなり進んだ感じ。
設定的にはちょっと原作版「風の谷のナウシカ」っぽいな。
1シーズンだけで完結するのかな。それとも「進撃の巨人」みたいに外の世界が見えてからが本番なのか?