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ドロシーが全く救われないまま終わる、非常に胸が悪くなるエピソードだった。この場合の「救われない」とは、父親との関係が修復されないまま父親を喪ったことではなく、父親を切り捨てることができずに終わったことを指す。
作り手はこのエピソードをどのような意図で提示したのだろう? どうも、父親もまた情状酌量の余地がある人物として描いているように思え、だとすれば、親が子供を虐待することについて、認識が甘過ぎると感じる。
それにしても、メインキャラの父親が揃いも揃ってクズばかりで、作品としてかなりバランスを欠いていないだろうか。



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