現代風刺的な要素があるとても考えさせられる作品。現代でも多くの若者はAIの購入予測とかアルゴリズムに依存した生活を送っているが、そう言う生き方に警鐘を鳴らしたかったのかな。
キャラもかなり魅力的だった。槙島は皮肉めいたレトリックの達人で、征陸は情に熱い男の中の男、咬噛は意思が強く頭のキレが段違い。他にも主要キャラはみんな魅力的だったので、彼らが死んでいく時は非常に虚しい気持ちになった。
ストーリーも、徐々に謎が明らかになっていく展開にワクワクさせられた。今まで見た中でも指折りの作品である。
エルミンは本当に頭が切れるなあ。知将として完全にミカサとエレンに頼られてるじゃん。
それにしてもアニーの過去は気になる。どう言う意図で街に脅威を与えてるんだろう。
テンポがよくて、飽きさせないストーリー展開だった。また、ルリの結核が治るシーンなど泣けるシーンもちょくちょくあったので、全体的に満足度の高い作品だった。
中村がソーマの前菜を悪手と言ったが、間違い無いと思う。前菜であんなボリューム出されたら、メインで胃がもたれるだろと思った。
中村のやり方は気に入らないが、彼の思想には共感できるところがあると司の回想シーンを見て思った。
これは面白すぎる!メッセージ性があるから考えさせられるし、音楽も最高に盛り上がる。ストーリーは言わずもがないいし、作画も躍動感に溢れている。あと、シリアスな展開の合間にちょっとしたギャグシーンがあるのも個人的に評価できる。文句のつけようがないほどいい作品だ。