予想以上に完成度高かった。
TVシリーズに比べるとエピソードは少ないし物語の起伏は抑えられていたけど、その分豪華に丁寧に描かれていて、冒頭からラストまでずっと泣きました。もっと劇場版らしくクライマックスで派手な泣き展開になるかと思っていたのだけど、そういうこともなくある意味肩透かし。でもそれが逆に自然と涙が出てくる感動を与えていた気がする。
TVシリーズ見てなくても面白いという意見もあるが、私自身はTVシリーズを踏まえての鑑賞だったので、事前情報ないことでどう見えるのかはわからない。
改めて考えると幽霊2人はTVに比べて活躍してないな。一番活躍したのは鈴鬼か。鈴鬼は見た目に反して、たぶん数百年生きているんじゃないかな。1000年続く老舗の品らしいし。
幽霊2人はトラウマ抱えたおっこの精神安定剤としての役割か。おっこが悲しみを乗り越えたことで役割を終えたということか。
ところで、祖母が70歳って結構若いんだよね。原作は15年前なので戦前生まれになるけど、現代だと戦後生まれに。ステレオタイプの祖父母というのが難しい時代になってきたね。