再鑑賞。前に観たのは2005年2月だから10年以上ぶりにもなるのか。この『秒速5センチメートル』につながるような暗くじめっとした雰囲気というか、停滞して鬱々としているようなところが持ち味で、『君の名は』はやはり異質だよな-なんて思っていたら病室でのシーンは『君の名は』を思わせる場面だった。あと『ほしのこえ』や『星を追う子ども』よりは登場人物が理性的で計画的な動きをする作品だと思っていたけど(実際たしかに計画的な様子の描写も見られるのだけど)、冷静に考えたらやはり十分無謀でトンデモな行動だった(笑)