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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

最初見始めた時は、こんなに毎週楽しみになる作品だとは思ってなかった。個性的なキャラクターとそのキャラクター達の愉快なやり取り、ゲーム内のクエストや敵NPCをどう攻略していくのかっていうワクワクする展開が魅力の、面白くて楽しく見れる作品だった。個人的に自分がこの作品を楽しめた1番の理由は作風だったのかなと思う。ゲームの世界を題材にした作品は、たとえば「ゲーム内の世界に閉じ込められた」とか「デスゲームの世界で生き残るために戦う」とか、かなりシリアスな設定になることが多いようなイメージがあるけど、この作品は「RPGゲーム「シャングリラ・フロンティア」を全力で楽しむプレイヤーをゲーム内の世界を舞台に描く」っていう作品だった。やり直しのきかない、命懸けの戦いから来る緊迫感っていうのはなかったかもしれないけど、ゲーム内のルールの中で、クエストをどうやって攻略するのかっていう部分とか、レベル上げやパワーアップのためのイベントとか、実際のゲームをプレイする時みたいな緊迫感とか面白さがあったし、ストーリーとかバトルも、先が読めない、ワクワクする見応えあるものだった。こういう点で、他のゲームを題材にした作品にも絶対に負けてないくらいに面白い作品だったと思う。面白いと同時に、主人公でありゲームプレイヤーのサンラクと、ペンシルゴンとかサイガ-0、オイカッツォといった他のプレイヤー、ゲーム内NPCのエムルをはじめとした個性的なキャラクター達とのやり取りがとても愉快で楽しいものだったし、所々にゲーム内ではなく、現実世界の日常シーン的な描写もあって、気を張り過ぎずに楽しく見れる作品だった。戦闘シーンも迫力があったし、墓守のウェザエモン戦は特に神作画だった。「シャングリラ・フロンティア」っていうゲームの世界観もかなり細かく作り込まれてるみたいだけど、多分1期で描かれたのはそのほんの一部なんだと思う。最終回は、そのシャンフロの世界の真実に迫る物語のプロローグのような内容だった。その世界の真実ってのは何なのか、サンラク達はこの先のゲームをどう攻略していくのか、2期がとても楽しみ。



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