小鞠ちゃん編の完結として最高の回だった。小鞠ちゃん編はぬっくんや他の文芸部の面々など、色々なキャラの優しさが見られる章だったし、小鞠ちゃんがその精神面も含めて本当の意味で孤独じゃなくなるまで、そして同時に主人公であるぬっくんの成長も描いた章だった。小鞠ちゃんが部長になる展開だと思ってたけど、考えると部長になることは小鞠ちゃんがなりたいと思ってるわけではなく、ならなくではいけないという義務感や孤独感からくるものだから、むしろぬっくんが部長になることがその孤独感から解放されることに繋がってて、この展開がかなり良かった。