前回までの解釈が結構間違ってたな。観返してみると作中ではっきりと描かれていたことと、そこから要素をつなぎ合わせて自分が読みたいように読み取ったことがずれてた気がする。
アバンとCパート、どちらの空想の海のシーンも海は実写を加工してたのかなと思ったけどどうだろう。アバンの方の海のシーンの綾瀬のモノローグは海にいた時の感覚を話しているのかと思ったら前回の朝食のシーンの綾瀬の心情に繋がったので、綾瀬の言葉は前回のミルクを飲んでいる時のことでありそう。映像が綾瀬の回想部分とはっきり分けられていたこと、綾瀬のモノローグで綾瀬が覚えている綾瀬母から海に誘われたのが中学生の時に一度だけなこと、から空想だと判断したけれど、いずれにせよ綾瀬の過去の思い残しが解消されたということではあるのでしょう。
プールのシーンの前半は綾瀬の回想の時の映像で描かれてたけど、いつの綾瀬が振り返っているのか。今回はプールの歩道橋?の底に水面の揺らめきが映っているのが浅村と合わせて描かれていたから、綾瀬の部屋の天井に映っていた時のと合わせてもしかしたら恋愛感情の暗喩なのかな。
直接的な恋愛に纏わるシーンの演出はベタな感じで急に過剰に濃い雰囲気になったように思えたけれど、終わりまで観たらまた違う感想になるかも。綾瀬が鍵を海に投げ捨てたところから浅村が飛び起きるシーンに繋ぐような編集はこれまで避けられてたように思うから、今回のこういう刺激の強さを今はうまく受け止められない。
バスに乗っているシーンがあったり綾瀬の髪がショートになったりはオープニングの映像を踏まえいるように感じたし、今の生活で綾瀬の傷が癒えていっているということがはっきりと描かれたけれど、ここからお話が動いて残り3話?でどうなるんだろう。綾瀬の笑顔と比べると浅村はまだ心に抱えるものがありそうに思える。