現地の方にもぐうの音も言わさない圧倒的な文化描写がすごかった。これだけの描写を行うのにいったいどれだけの調査を行ったのか想像するだけですごい。
原作既読で、原作はもう少し理詰めというか大河的な感じで進んでいくが、テレビはシタラの一貫したモンゴルへの復讐劇として一本筋が通っているところが分かりやすく良かった。OP/EDも「テーマソング」という意味がよく分かる復讐の内容で合っていた。
それにしても史実としてはほんの少しの記述しかない人物を使って、こういった歴史ロマンのマンガが作られるというのがすごい。よく知られている日本の歴史ではなく、モンゴル帝国の栄枯盛衰というところを描くというのが良い。ストーリーとしてはここまでというはっきりした区切りがないのが残念ではあったけれど、続きがあれば見たい作品。
原作準拠で(原作既読込勢には)ストーリーもはいはいこれねと分かりやすく楽しめました。マンホールの蓋に草が挟まってないところとか何で変えた?とか思うところもいくつかあれど、全体としては原作通りで楽しかった。もちろん令和コンプラ的にNGな所は少しはマイルドになるのは仕方ない。見る前は円城塔の脚本がどうなるのか心配でしたが、そこも問題なくてよかった。ラストのSF感も原作通りで良かった。
キャストは草薙素子(CV:坂本真綾)と バトー(CV:安元洋貴)の声も合っていて、新世代の攻殻として楽しめました。映像は序盤は良かったけど、中盤は少々だれたかなぁ。でも問題ない範囲。
私にとっては満足のいく映像化でしたが、やはり初見の方には色々つらいのではなかろうかという点が気になりました。
スパイ組織を抜けたビクトリア(CV:安済知佳)が、落ち延びた先の国で拾った孤児のノンナ(CV:若山詩音)と暮らしていく。短いストーリーだがノンナが居ることで心救われるビクトリアとビクトリアに惹かれるジェフリー(CV:阿座上洋平)の淡い恋物語が地味ではあるがいい話だった。二期もあるそうで楽しみ。