続きをやるならTVシリーズでやってほしかったと思っていたけど、劇場のスクリーンで圧倒的な映像を見せられては納得するしかなかった。音楽も素晴らしい。
確かにもう少しリコとプルシュカの交流を描いてほしかった気はする。3人の心情の変化もわかりづらい部分はあった。そのあたりはやはり、TVシリーズでやればじっくりと描くことができたのではないかと思う。
しかし最後、プルシュカの思いが形として残り、それが新たな道を開いたのはぐっと来た。プルシュカのいろいろなものを受け継いで、リコは進んでゆく……
アビスという場が、ボンドルドを狂気へと走らせたのかなあ、と思った。ほとんど感情を見せず、ずっと丁寧な言葉のままでせまってくる様子は恐怖しかなかった。森川さんすごい……。