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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

自分が感じた印象としてはジェットコースタームービー。
物語の始まりからタイトルが表示されるまでの流れが本当に見事で、そこまで上がったテンションが下がることなく最後まで続く感覚。
構成、脚本が素晴らしかった。

人物造形も素晴らしくて、脇役も好き。
すずめのおばさん、すずめが行く先々で出会う人々……
特に芹澤君は滅茶苦茶いいキャラしていたw
あのクルマ、ダメなんだろうなあ、と思っていたら期待通りになって笑ったw

ただ、ちょっと物足りなさを感じた部分もあって。
「君の名は」「天気の子」と異なり、ほぼヒロインの目線で話が進むため、ヒロインへのあこがれ、恋焦がれるような感覚を男主人公と共有するようなことができなかった。
女性が見るとまた違うのかもしれないけれど。

見る人が違えば、という点ではやはり、3.11について……
自分は直接的には影響を受けていない地方の人間なので、何も言えないです。
でも、すずめの記憶と、その経験から絞りだされる言葉には胸を絞めつけられたし、
難しいテーマに正面から向き合った新海監督はすごい。



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