真昼の様子からなんとなくは予想できていたけれど、やはり親とうまくいっていなかったのか。
彼女が勉強もスポーツも、なんでもできるのは親に自分を見てほしかったため。
そのためにしてきた、これまでの彼女の努力を思うと泣けてくる。
そんな真昼が自分のことを話せたのは、周だからこそだったのだろうな。
抱きしめる時もタオル越しというのが彼らしい。
優しさだろうけど、まだこれでも踏み込まないというか。
でも、傷ついている時だから、余計に気を使ったのかな。
公式が「分岐点」と呼んだこの話数、戦々恐々としていたけれど、良い意味での分岐点で胸をなでおろした。
後半はほぼ二人の会話シーンだけ、でもそれだけで引き込まれ、魅せられた。
こういう作品を久しぶりに見た気がする。