TRPG回。名前だけで中身を知らなかった身としては概観を知ることができて楽しかった。ちょっと興味出てくる。
キャラメイク時、千尋が「ありのままの自分」に反応して女性キャラを選択したことが印象深い。そういえばどうして性別隠してるんだろ。
最後の春斗、結構ド直球な攻め方するなあ。ラブコメの波動を感じる。
でもまあ傷心の自分のためにあれだけ真剣になってくれたら惚れもするよね。
伊月の「嫌いなもの:頑張っている人を馬鹿にすること」ってのもなかなかぐっと来た。基本的には変人だけれど、彼のこういうところが人を惹きつけるんだよなあ。
春斗の心境変化でいい感じに〆ているところにEDの日野聡無双が来てめちゃくちゃ笑ってしまった。不意打ちずるい。
廃部の危機を乗り越え、束の間の休憩を挟んだ後にまたしても廃部の危機。そんでもって生徒会の大権力も健在。鶴の一声で即廃部に追い込めるこの学校の部活(特に文化部)絡みの権力構造やばそう。
アニメを語るアニメを見ていたと思ったらアニメを作るアニメになっていた。
勝ったなガハハはまさかのご本人。あれもまた業界アニメなので多重にメタい。
メディアミックスの失敗、永遠の難題。
自分もリアルタイムでTwitter実況をしながら見るタイプだけれど、特に第1話は色んな人が見る(原作モノ等の放送前期待値が大きい作品ほど1話が視聴者数のピークになりやすい)から、ああいった心無い意見を見かける回数が一番多くて、中には目にするのも辛くなるほどの罵詈雑言もある。もうちょっと良い部分に注目して見られないのかなと常々思う。
春斗の叫びと重なる部分もあるけれど、アニメ制作側だけじゃなくて視聴者側の姿勢にも問題がある。特に昨今は1クールあたりの本数が追いきれないほど増えてきて、制作側も視聴側も「消費」意識が強まっているような。時間をかけて噛みしめれば面白い作品、沢山あるのにね。
昔どこかで見かけた「not for me」の概念も定着してほしいなと切に願う。
視聴者側に立つ自分が普段思っていることが、立場の違う作家側からも出てきたことに少し驚いたと同時に安心もした、そんなお話だった。
あと京が相変わらず聖人すぎる。彼女の今後の心境変化も楽しみ。