サービス開始日: 2023-04-20 (560日目)
1期・2期で丁寧にキャラの深掘りを見てきたせいか、全体的に浅く感じたけど、2時間枠と人数を考えればこんなもんかなと。ポッケが主人公だけど、一番心動かされたのはタキオンが救われたところ。怪我で本能を押さえつけるのは辛かったろう。
今回はめいちゃん回。前回主人公格の二人、まひると花音がけんかをしてジェリーが活動休止状態になってしまう。残されためいちゃんとキウイで、できることはやっておこうという話。
めいちゃんがティッシュ配りをしていると、偶然瀬藤メロに出会う。何やかんやあって花音のことについて聞き、母親との関係を知る。そして、そのことを本人に話すも拒否される。みー子の協力もあり解散?の配信をするが、そこでめいはいきなり歌いだし、花音の心を揺さぶる。そして、また物語は前に動き出す。
正直言うと、あまり話についていけないところがあって、自分としてはあまり盛り上がれなかった感じがあった。もちろん話の分かりやすさとか、完成度とか、それは群を抜いて高いのは理解できるんですよ。
ただ今回、最初見たときは、「メロって誰だっけ?」ってなっていた。毎週ちょっとずつ見ているので、時間がたつと誰ってなっちゃいますね。一気見ならそんなことないんですけども。
また、何か自分の中でテンションがあまり上がらなかった。めいちゃんが東奔西走してなんとか関係を元に戻そうということはわかった。最初は花音ともうまくいかず、しどろもどろになって最後は封じられた歌を解禁した。おそらく今回の感動するべきタイミングで、王道のパターンである気がするけど、なぜか「ふーん……」で終わってしまった。感情なので、こればかりはしょうがないだろうけども、自分としても戸惑っている。何か期待値が高すぎたかな……? また見直したら変わるかな?
【追記】
この感想文を書いてから、Cパートの存在に気づきました。
みー子やメロとか、今まで出てきた人たちが何かしら関連を持ってきたけど、(教習所で出てきた)小春さんだけ出てきてないんですよね。Cパートの存在に気づく前から、「小春さん、出てこないのかなぁ。中の人、結構好きなのになぁ」と思っていました。しかし、このCパート見る感じだと、もしかしたら次回出てきそうじゃないですか?ちょっと楽しみです。
見終わると毎回思わずウワアアアアァァァって叫びたくなるような、何かしたくてウズウズしてしまうような、そんな素敵な話ばかり。今回もずっと涙を流してみていました。どうしても家族が関わると、涙もろくなってしまいます。
しかし、父娘、めっちゃ似てる。お互いめっちゃわがまま。仁菜が何を言おうと学校に連れて行こうとするし、話をしようにも別の部屋でタバコを吸って顔を合わせようともしない。いやぁ、親子だなぁって思ってみてました。でもそんな本音を言えない関係が、からし蓮根カレーで一気に変わった瞬間、泣いていました。親子だから素直になれないって、あると思います。でもそれを乗り越え、認め合うラストは素敵でした。
みんな仁菜のことが好き。そんなお姉ちゃんの言葉は家族もそうだし、熊本に行く前につっけんどんな態度で追い出した桃香さんも、同じだったんですね。
ルパさんがチケットを渡すときに言った一言にも、重みがありました。ルパさんの話はこれ以上深堀りされないのかな。暗くなるだけで本筋にあまりつながりはないだろうから、やらないのかな。ベールに包まれていたほうが、いい、のかも。
そして、仁菜がお姉ちゃんと話しているときに言った次のセリフがとても心にきました。
「思いっきり飛べって。それが奈落の底に落ちてるのか、大空へ向かって飛んだ瞬間なのかわからないけど」もしかしたらこの言葉は、今の自分が強く欲しているものだったのかもしれません。
いやぁ、今更ですけど、甘々なラブストーリーですね。誰かを助けるためにティナーシャが受ける負担がどんどん大きくなっていって、それに比例するように、オスカーに対する距離感も近づいているように感じます。
記憶をいじられたオスカーが、それでもティナーシャを思い出して探し出そうとするの、とってもベタだけど、やっぱり素敵ですね。
「私ってあなたことが好きなんですか?」っていう問いかけは、ティナーシャの恋愛に対する疎さを一言で言い表しているものなのでしょうね。多少違和感があるけど。さすが「千年以上生きた魔法使い」です。このまま結婚エンドにしてはあと3話あるので、もう少し楽しめるのがうれしいです。
声優を辞める辞めないのドタバタが収まり、いつも通りの仕事をこなしていく日々が始まる……と思いきや、歌種やすみに大きい仕事が舞い降りる。夕暮夕陽が出演している作品の敵役に抜擢された。しかし、ベテランだらけの現場でうまく演技ができず、先輩に迷惑まで掛けてしまう。そんな居残りの歌種やすみを心配して夕暮夕陽がずっと待っていた。夕暮夕陽の前では素直になれない歌種やすみは、強がって偉そうなことを言ってしまい、夕暮夕陽は怒って帰ってしまう。
最近どのアニメでも人間関係がぎくしゃくし始めているけど、この時期はそういう時期なんですかね?最後の最後、「あー、やっぱ言っちゃった」という感じで言っちゃいましたね。
前の話で歌種やすみが夕暮夕陽のことであれだけ自分の身を挺して守っていたのに、こんなところで自分を守ってしまうかぁと思いました。もちろん二人が仲良くなるのは難しいんでしょうけど、まぁありがとうくらいは言ってもよかったんですかねぇ。
しかし、夕暮夕陽はやはりプロなんですねぇ。キャラとして好きかといわれると微妙だけど、友達を心配するだけの余裕はあるみたいですから。やはり声優という仕事は努力も大事なんだろうけど、ほとんどは才能が占めているんだろうなぁとも思ったり。次回以降は多少明るい展開になるだろうけど、歌種やすみには頑張ってほしいですね。
声優の仕事はあまり詳しくないですが、収録場面でこういう絵コンテ?をもとに声優さんが演技して収録してるのかーというとこは面白かったです。
追加要素として、菊花賞後のライブがありました。確かにトプロが主人公。だけど、過去に縛られ、何をしても自分を認めることができなかったアヤベさんが、最終的には自分で自分を受け入れていく様子を見ていると、主人公といっても過言ではないと思う。
智の回。自分の発言でみんなが壊れると恐れて殻を作っていたけど、トゲトゲではそんな必要ないよ、という話。最後の一言で覚醒した感じ。ルパさん最高。仁菜の「なんで嘘つくの?」は、本当そういうとこ鋭いよなぁって思った。