全編通して申し訳程度の物語性もないわネタは借り物だわでどうしようもない。8話や最終話のように関係性の変化を語る回もあるが、そこに至る過程が存在してないので意味をなしてない。こんな代物をどうにかこうにか見れるものに仕上げた監督とスタッフはほんと凄いと思う。
NHKらしい東洋風ファンタジー。原作が小説なだけあって誰もが台詞や行動だけではつかみ切れない奥行きがあり、そんな登場人物たちによる化かし合いのような人間模様が楽しかった。
設定が呑み込めなかったのと自分の理解力のなさから前半はぼんやりと見てしまったのでもう一度見直したい。あと45分スタートはクソ。
オムニバスのBLで各カップル短い話数のなかで心の機微が簡潔に描かれている。
僧侶枠も顔負けのヤリっぷりには引いてしまうが全体的には爽やかな青春の煌めきを感じる作品。
回りくどい尺稼ぎ演出と一言二言で済むことをこねくりまわす馬鹿げた会話の繰り返しでひどく退屈だった。わかりきったことをダラダラやるかと思えばぽっと出のキャラで関係性を進めさせたりと構成にも疑問が残る。
コミカライズやYoutubeを見るにアニメだけ雰囲気が違うっぽいので普通のラノベアニメの作りで見たかった。
パンツで釣っておいて面白くもクソもない生徒会の話に終始するのは詐欺だと思う。
話がつまらなくてもヒロインたちが引き立つならいいけど、これの場合は逆にヒロインたちを踏み台にして主人公がニチャってイキる始末。そのせいでアーリャは1話の説明が何だったのかってくらい良いところがないし、妹は陰湿で陰険な小悪党に堕してしまった。カップル厨眼鏡と偽早坂も同様。本筋に絡まない姉が相対的にマシなのはラブコメとして致命的。
おとなしく高木さん系のイチャイチャをしてりゃいいのにどうしてこうなったのか。
それとEDは選曲基準がよくわからんうえにこの人こんなに下手だったっけ?と思えるくらいのカラオケ感でこれならオリジナル一曲でよかったのでは。
前期よりはマシ程度。
この作品の気持ち悪さがRe:Monster由来だと知れたのが一番面白かった。
ANiMAZiNGにあるまじき名作。
twitter漫画は一発ネタの出オチしかない印象だったけどこれは違った。妖怪にSFにと盛りすぎな要素がとなりに居る、有るものとの関わり方という一貫した軸で破綻することなくまとまっていくのはすごい。